台風で屋根が壊れたらどうする?修理費用と火災保険・屋根点検について解説2026.08.10
台風や強風のあと、
「屋根から何か落ちてきた」
「棟板金が浮いているように見える」
「天井に雨染みが出てきた」
「近所の屋根が壊れていたので、自宅も心配」
というご相談が増えることがあります。
東京都府中市を中心に外壁塗装・屋根工事を行っている株式会社MATSUPAN(マツパン)でも、台風や強風のあとは屋根の状態を確認することをおすすめしています。
屋根の不具合は、地上から見ただけでは分からないことも少なくありません。
また、台風による被害の場合は、加入している火災保険の補償内容によって「風災」として補償対象になる可能性があります。
今回は、
- 台風で起こりやすい屋根被害
- 屋根修理の費用
- 火災保険を使用する場合の注意点
- 台風後に注意したい訪問業者
- 台風前後に屋根を点検する重要性
について、屋根工事を行うマツパンが分かりやすく解説します。
台風・強風で起こりやすい屋根の被害
台風による屋根被害は、屋根材の種類や築年数、施工状態などによって異なります。
特に確認しておきたいのが次のような部分です。
棟板金の浮き・飛散
スレート屋根や金属屋根の頂上部分には「棟板金」が取り付けられています。
強風の影響を受けやすい部分で、
- 棟板金が浮く
- 釘が抜ける
- 板金が変形する
- 強風で板金そのものが飛ばされる
といった被害が発生することがあります。
棟板金の下には下地となる貫板があり、この下地が劣化していると板金を固定する力が弱くなっている場合があります。
スレート屋根の割れ・欠け・飛散
一般住宅で多く使用されているスレート屋根では、
- 屋根材のひび割れ
- 欠け
- めくれ
- 飛散
などが発生することがあります。
もともとひび割れや反りなどの劣化が進んでいる場合、強風や飛来物をきっかけに損傷が大きくなることもあります。
金属屋根・板金部分のめくれ
ガルバリウム鋼板などの金属屋根も、適切に施工されていれば耐久性の高い屋根材です。
しかし、端部や棟部分などに不具合がある場合には、強風が入り込むことで板金が浮いたり、めくれたりすることがあります。
瓦のずれ・割れ
瓦屋根では、
- 瓦のずれ
- 瓦の割れ
- 飛来物による破損
- 棟部分の崩れ
などが発生する可能性があります。
特に築年数が経過している住宅では、台風後に一度状態を確認しておくと安心です。
台風後の雨漏りは放置しないでください
台風後に注意していただきたいのが雨漏りです。
「天井に少し染みがあるだけだから大丈夫」
と思って放置してしまうケースがありますが、屋根から入った雨水は天井に現れる前に、
屋根材
↓
防水シート
↓
野地板
↓
屋根裏
↓
天井
という経路を通っている場合があります。
つまり、室内に雨染みが出ている時点で、内部ではすでに雨水が入り込んでいる可能性があります。
放置すると野地板や木下地の腐食などにつながり、部分補修では済まなくなることもあります。
雨漏りは早めの原因調査が重要です。
台風による屋根修理はいくらかかる?
屋根修理の費用は、
- 屋根面積
- 屋根材
- 勾配
- 建物の高さ
- 足場の必要性
- 下地の傷み
- 被害範囲
によって大きく異なります。
一例としては、
| 工事内容 | 費用の目安 |
|---|---|
| 棟板金などの部分補修 | 数万円~30万円程度 |
| スレート・瓦などの部分補修 | 数万円~30万円程度 |
| 雨漏り補修 | 被害状況により大きく異なる |
| 屋根カバー工法 | 80万円~150万円程度 |
| 屋根葺き替え | 120万円~200万円以上 |
となるケースがあります。
ただし、これはあくまで一般的な目安です。
特に屋根工事では「表面だけを直せばいいのか」「下地まで交換が必要なのか」で費用が大きく変わります。
そのため、金額だけで判断するのではなく、なぜその工事が必要なのか、どの部分まで施工するのかを確認することが重要です。
台風による屋根被害は火災保険が使えることがあります
火災保険という名前から「火事だけの保険」と思われがちですが、契約内容によっては台風や強風などによる「風災」も補償されます。
例えば、
- 強風で棟板金が飛んだ
- 台風で屋根材が破損した
- 飛来物が屋根に当たり破損した
などの場合です。
ただし、台風のあとに壊れていたから必ず火災保険が使えるわけではありません。
加入している火災保険の契約内容や損傷原因、免責金額などによって判断が異なります。
最終的に保険金の支払いを判断するのは保険会社です。
経年劣化は基本的に火災保険の対象外
特に注意していただきたいのが「経年劣化」です。
例えば、
「以前から棟板金が錆びていた」
「屋根材が長年劣化して割れていた」
「下地が腐食していた」
といった自然災害ではない劣化については、基本的に火災保険の対象にはなりません。
台風による損傷なのか、以前からの経年劣化なのかは、現地調査や保険会社による確認によって判断されます。
「台風が来たから何でも火災保険にできる」というものではありません。
火災保険を申請する場合は早めに確認
保険金を請求できる権利は、原則として3年で時効になるとされています。
ただし、実際の手続きや必要書類は保険会社や契約内容によって異なります。
屋根に被害が確認された場合は放置せず、まず加入している保険会社または代理店へ連絡しましょう。
その際、修理業者による
- 被害箇所の写真
- 現地調査資料
- 修理見積書
などが必要になる場合があります。
「火災保険で無料で直せます」という訪問業者には注意
台風や強風のあとに特に注意したいのが、突然訪問してくる業者です。
例えば、
「近くで工事をしていて屋根が浮いているのが見えました」
「今すぐ直さないと屋根が飛びます」
「火災保険を使えば無料で直せます」
などと言って契約を迫るケースです。
国民生活センターでも、火災保険を利用した住宅修理に関するトラブルについて繰り返し注意喚起しています。
火災保険を利用できるかどうかを決めるのは工事業者ではありません。
その場で契約せず、
「本当に壊れているのか」
「本当に今すぐ修理が必要なのか」
を地元の専門業者などに確認してください。
台風のあと、自分で屋根に登らないでください
屋根が気になっても、ご自身で屋根に登って確認するのはおすすめできません。
特に台風後は、
- 屋根が濡れている
- 屋根材が浮いている
- 板金が外れかけている
ことがあります。
非常に危険です。
地上から確認できない場所については、専門業者に点検を依頼してください。
マツパンではドローンを使った屋根調査も行っています
株式会社MATSUPANでは、屋根の状態によってドローンを使用した調査を行っています。
ドローンを使うことで、
- 屋根材の割れ
- 棟板金の状態
- 屋根全体の劣化
- 雨樋周辺
- 高所部分
などを確認できます。
屋根にむやみに乗らずに確認できるため、劣化した屋根材を踏んで割ってしまうリスクも抑えられます。
撮影した写真をお客様にも確認していただきながら、現在の屋根の状態をご説明します。
大切なのは「壊れてから」ではなく台風前の点検
屋根は普段ほとんど見ることがありません。
そのため、
「台風で壊れた」
と思って調査すると、実際には以前から棟板金が浮いていたり、屋根材が割れていたりすることがあります。
台風が来てから慌てて修理するよりも、
- 棟板金が浮いていないか
- 屋根材に割れがないか
- シーリングが切れていないか
- 雨樋に不具合がないか
- 下地に問題がないか
などを事前に確認しておくことが重要です。
気象庁も台風への備えについて、風が強くなる前に建物周辺の安全対策を済ませるよう案内しています。
屋根についても、台風が接近してからではなく、天候が安定している時期に点検しておくことをおすすめします。
府中市で台風後の屋根点検・屋根修理ならMATSUPANへ
株式会社MATSUPANでは、東京都府中市を中心に、
- 屋根点検
- 屋根補修
- 屋根塗装
- 屋根カバー工法
- 屋根葺き替え
- 雨漏り調査
- 外壁塗装
などを行っています。
台風や強風のあと、
「屋根が心配」
「何か飛んだような音がした」
「訪問業者から屋根が壊れていると言われた」
「火災保険が使えるのか確認したい」
という場合も、まずは屋根の状態を確認することから始めましょう。
府中市・多摩市・八王子市・日野市・立川市・小平市・小金井市・国分寺市・国立市・調布市・狛江市・稲城市で屋根について気になることがありましたら、株式会社MATSUPANまでお気軽にご相談ください。






